1/800 自作空母タイコンデロガに1960年代をイメージして48機の艦載機を搭載してみました

空母タイコンデロガ  USS Ticonderoga (CV-14)
排水量 27,100 t
全長 270 m
全幅 45 m
就役 1944年5月8日
退役 1973年9月1日

空母タイコンデロガ  USS Ticonderoga (CV-14)

今回、自作した1/800スケールの空母タイコンデロガに、1960年代の艦載機を搭載してみました。
艦載機には、マイクロエースの空母プラモデルに付属していたF-8クルセイダーとA-4スカイホークを使用しました。
また、E-1トレーサー、S-2トラッカー、A-3スカイウォーリアー、シコルスキー S-58はプラバンで自作しました。
甲板後方に配置したプロペラ機には、ハセガワの1/700アメリカ航空母艦搭載機セットを使用しています。
古い艦載機を搭載することで、1960年代の雰囲気が再現できました。

エセックス級航空母艦の大量建造の背景と理由

空母タイコンデロガなどのエセックス級航空母艦が多数建造された理由は、第二次世界大戦中のアメリカ海軍の戦略的ニーズと工業力にあります。
以下にその主な理由を簡潔に説明します。

  1. 戦時中の大量生産の必要性
    第二次世界大戦(特に太平洋戦争)では、航空母艦が海戦の主力となり、艦隊の機動性と航空戦力が不可欠でした。
    エセックス級は、大量の艦載機を搭載でき、速度・防御力・拡張性に優れた設計だったため、戦局に対応するために多数建造されました。
  2. アメリカの工業力
    アメリカは戦時中に膨大な工業生産能力を持ち、造船所で同時並行的に多くの艦を建造できました。
    エセックス級は標準化された設計で、効率的に量産が可能で、1942年から終戦までに合計32隻が計画されて、実際は24隻が就役しました。
  3. 多様な任務への適応性
    エセックス級は、空母戦、対潜水艦戦、地上攻撃支援など、多目的に運用できる柔軟性を持っていました。そのため、太平洋戦域のさまざまな作戦に対応するため、多くの艦が必要とされました。
  4. 損失補填と戦力増強
    戦争では空母の損失や損傷が頻発し、迅速な補充が必要でした。
    また、日本海軍に対抗するため、圧倒的な戦力を維持する必要があり、多数の空母を配備することで戦略的優位性を確保しました。
  5. 戦後の計画も視野に
    戦時中だけでなく、戦後の海軍力維持も考慮され、長期的な運用を見越して多くの艦が建造されました。実際、エセックス級は戦後も朝鮮戦争などで活躍しました。

エセックス級が多数建造されたのは、戦時中の戦略的需要、米国の工業力、そして将来の戦力維持の必要性が重なった結果です。
24隻もの就役は、アメリカの戦争遂行能力と工業力の象徴と言えます。

エセックス級航空母艦は1942年から1991年までの長期にわたって活躍!

エセックス級航空母艦は、第二次世界大戦中の1942年からアメリカ海軍において運用が開始された、非常に重要な艦艇クラスです。
このクラスは、全部で24隻が建造され、太平洋戦線を中心に連合国側の勝利に大きく貢献しました。

戦後、エセックス級の多くの艦は近代化改装プログラムを受け、ジェット機の運用能力や新たな電子機器の搭載など、時代に合わせた改良が施されました。
これにより、朝鮮戦争(1950~1953年)やベトナム戦争(1960年代~1970年代初頭)でも重要な役割を果たしました。
しかし、1960年代後半から1970年代にかけて、新しいスーパーキャリア(ニミッツ級など)の登場や、艦艇の老朽化に伴い、ほとんどのエセックス級航空母艦は現役から退役しました。

一部の艦は予備役や訓練艦として引き続き使用され、USSレキシントン(CV-16)は、訓練艦として1991年まで運用された最後のエセックス級航空母艦として知られています。
この艦は退役後、テキサス州コーパスクリスティで博物館船として保存されており、現在も一般公開されています。

他のエセックス級の艦も、例えばUSSイントレピッド(CV-11)やUSSホーネット(CV-12)など、多くが博物館船として保存され、歴史的な価値を後世に伝えています。

エセックス級航空母艦の運用は、戦闘任務としては主に1970年代までに終了しましたが、訓練や予備役としての役割を含めると、1991年まで使用されていたことになります。
この長期間の運用は、エセックス級の設計の優秀さと適応性の高さを物語っています。