
今回は、1/800空母ミッドウェイに、1990年から2000年頃の艦載機を搭載してみました。
この模型ではトムキャットを搭載しましたが実際のミッドウェイは搭載することはありませんでした。
ミッドウェイ(CV-41)は1945年に就役したミッドウェイ級空母の1番艦で、冷戦期を通じて米海軍の主力空母として活躍しました。
ミッドウェイのこの時期の艦載機は、主にF/A-18ホーネットやA-6イントルーダー、S-3バイキング、EA-6Bプラウラーなどでした。
一方、F-14トムキャットは、1974年に初飛行し、主にニミッツ級空母やフォレスタル級などの大型空母に配備されました。
トムキャットは大型で重量があり、発艦には強力なカタパルトと長い飛行甲板が必要です。
ミッドウェイ級は戦後初の大型空母ですが、ニミッツ級に比べると甲板長やカタパルトの出力が劣り、トムキャットの運用には限界がありました。
特に、1990年代の改装後も、ミッドウェイの構造的制約から、F-14の離着艦は困難と判断されたのです。
さらに、トムキャットは空母航空団(CVW)の構成上、主に防空任務を担う戦闘機で、ミッドウェイが最後に所属した第7艦隊では、F/A-18が多用途性を発揮し、トムキャットの必要性が低いとされたことも背景にあります。


空母ミッドウェイの1990年頃はどんな艦載機を搭載してたの?
1990年頃の空母ミッドウェイ(USS Midway, CV-41)は、横須賀を母港とし、主に西太平洋やインド洋、ペルシャ湾で活動していました。
この時期は湾岸危機(Operation Desert Shield/Storm)の直前・直後で、航空機構成はF/A-18 Hornetを中心とした近代化されたものに移行済みでした。
総搭載機数は約70機程度で、ミッドウェイ級の限界から大型機のF-14 Tomcatは搭載されず、F/A-18が主力戦闘機でした。
1990年頃の搭載航空機(典型的な構成)
| 飛行隊 | 機種 | 機数(おおよそ) | 役割 |
|---|---|---|---|
| VF-151 | F/A-18A Hornet | 10–12 | 戦闘/攻撃 |
| VF-21 | F/A-18A Hornet | 10–12 | 戦闘/攻撃 |
| VFA-192 | F/A-18A Hornet | 10–12 | 攻撃 |
| VFA-195 | F/A-18A Hornet | 10–12 | 攻撃 |
| VA-115 | A-6E Intruder | 10 | 全天候攻撃 |
| VA-185 | A-6E Intruder | 10 | 全天候攻撃 |
| VAQ-136 | EA-6B Prowler | 4 | 電子戦 |
| VS-21 | S-3A Viking | 6–8 | 対潜/給油 |
| VRC-50(分遣隊) | C-2A Greyhound | 2 | 輸送(COD) |
この航空機の構成は、1986年頃に旧式のF-4ファントムやA-7コルセアを退役させ、F/A-18ホーネットを主力とした近代化後のものです。
1990年の「砂漠の盾作戦」(Operation Desert Shield、湾岸危機の初期対応)でも、この構成で展開しました。
1991年の「砂漠の嵐作戦」(Operation Desert Storm、湾岸戦争)では、ミッドウェイ搭載機は合計3,383回の戦闘出撃を行い、約1,800トン(400万ポンド)の爆弾を投下しました。
ミッドウェイは1991年8月に搭載航空団をCVW-14に交代し、1992年4月に正式に退役しました。
参照:ミッドウェイミュージアム





