1/800 空母ミッドウェイに1970年代頃の艦載機51機を搭載してみました!

空母ミッドウェイ  USS Midway (CV-41)

排水量 建造時 45,000 t
満載排水量 建造時 60,100 t
改装後 70,000 t
全長 296 m
全幅 78 m
就役 1945年9月10日
退役 1992年4月11日

1970年代の空母ミッドウェイは、アメリカ海軍のミッドウェイ級航空母艦の一つで、第二次世界大戦後に近代化改装を受け、冷戦時代に重要な戦力として活躍しました。以下に、その特徴を簡単にまとめます。

●艦の構造と規模
ミッドウェイは全長約300メートル、排水量約45,000トン(満載時60,000トン以上)で、第二次世界大戦時の設計を基盤にしつつ、1970年代には近代化改装により、強化された飛行甲板と格納庫を備えていました。
●航空団の構成
1970年代のミッドウェイは、F-4ファントムやA-7コルセアといったジェット戦闘機・攻撃機を中心に、E-2ホークアイ早期警戒機やSH-3シーキング対潜ヘリコプターなどを搭載。約60~70機の航空団を運用しました。
●任務と運用
ミッドウェイは主に西太平洋、特に日本(横須賀)を母港として活動し、ベトナム戦争(1970年代初頭まで)や冷戦下のソ連牽制任務に従事。1973年のベトナム和平協定後も、アジア太平洋地域で重要な役割を果たしました。
●技術的特徴
1960年代後半~1970年代初頭の改装で、ミッドウェイは改良されたカタパルト(蒸気式)とアレスティング・ギアを装備し、高速ジェット機の離着艦を効率化しました。
●乗組員と生活環境
約4,500名の乗組員を収容。1970年代の空母は長期航海を前提とした設計で、乗組員の生活環境(居住区、食堂、医療施設)は当時の基準では充実していたが、現代の空母と比べると簡素だった。
●戦略的役割
ミッドウェイは、冷戦下の「前方展開」を体現する存在として、アジア太平洋地域でアメリカの軍事力を示す象徴でした。

ミッドウェイは、1940年代の設計ながら、1970年代の技術的改装により、ジェット機時代に対応した堅実な空母として機能しました。その運用は、ベトナム戦争終結後の地域安定化や米海軍のグローバルな影響力維持に大きく貢献しました。

空母ミッドウェイのいびつな甲板の形状について

●元々の設計(1940年代)
ミッドウェイ級空母は第二次世界大戦中に設計され、1945年に就役しました。
当初の飛行甲板は直線的な「軸甲板」設計で、艦首から艦尾までほぼ対称でした。しかし、戦後のジェット機の登場で、より広い甲板と斜め着艦甲板(アングルド・デッキ)が必要になり、改装が行われました。
●斜め着艦甲板の追加
1950年代から1960年代の改装(特にSCB-110改装)で、ミッドウェイは斜め着艦甲板を導入しました。
これにより、着艦エリアが艦の中心線から左側に傾斜し、着艦失敗時の安全性が向上し、この改装で甲板の形状が左右非対称になり、左側に「出っ張り」が生じました
●エレベーターの位置
エレベーターの位置変更により、ミッドウェイは大型ジェット機の迅速な運用が可能になり、格納庫と甲板の航空機移動が効率化しました。ただし、改修のたびに非対称性が増し、甲板のいびつな形状と相まって独特のレイアウトになりました。

今回ミッドウェイに搭載した航空機を紹介します

F-4 ファントム 艦上戦闘機
A-5 ヴィジランティ 艦上攻撃機
A-3 スカイウォーリアー 大型艦上攻撃機
A-7 コルセアII 艦上攻撃機
A-6 イントルーダー 艦上攻撃機
E-2 ホークアイ 早期警戒機
S-3 ヴァイキング 対潜哨戒機
C-2 グレイハウンド 輸送機
SH-3 シーキング ヘリコプター
1970年代のアメリカ空母は、10種類近くの航空機を搭載していました。これは、現代のマルチロール機(F/A-18やF-35)のように1機種で多様な任務を遂行する技術が未発達だったためで、各任務に特化した機種が必要とされていました。

ミッドウェイ級航空母艦の特徴と近代化改修

ミッドウェイは全長約300メートルで、エセックス級空母(全長約270メートル)に比べて就役した当時は明らかに大型の航空母艦でした。
ミッドウェイ級は第二次世界大戦後に設計され、広大な飛行甲板と多数の航空機搭載能力を備え、アメリカ海軍の主力として冷戦期に大きな役割を果たしました。
1945年に就役したミッドウェイは、戦後の技術革新に対応するため、複数回の改修を受け、特に1986年の大規模な近代化改修では、飛行甲板の強化、最新鋭のレーダーや電子機器の搭載、機関部の整備、乗組員の居住環境改善が行われ、F/A-18ホーネットなど近代的な航空機の運用が可能となりました。
この改修により、ミッドウェイは1991年の湾岸戦争で重要な役割を担い、1992年の退役まで現役を維持しました。

1970年代の空母ミッドウェイ:歴史と役割

空母ミッドウェイ(USS Midway, CV-41)は、1970年代のアメリカ海軍の主力艦として重要な役割を果たしました。
1945年に就役したミッドウェイ級の1番艦で、ベトナム戦争終結後の冷戦期において、アジア太平洋地域での戦略的プレゼンスを維持。
1970年代には、F-4ファントムやA-7コルセアなどの艦載機を運用し、偵察、訓練、抑止任務に従事しました。特に、1975年のサイゴン陥落時には「オペレーション・フリクエント・ウィンド」で難民救出を支援。その後も近代化改修を受け、艦載機の更新や電子機器の強化で戦力を維持しました。
現在はサンディエゴで博物館船として公開され、歴史的価値も高いです。